中国動向2022年7月分
- 大久保勲
- 2022年7月31日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年8月25日
(要点)
・1-6月、全国都市部新規増加就業は654万人、6月の全国都市調査失業率は5.5%に下がった。うち、25歳から59歳までの就業主体人群の失業率は4.5%、基本的に1月並みである。1-6月、全国住民一人当たり可処分所得は前年同期比実際の増加は3%である。(7/16)
・1-6月に、規模以上のハイテク製造業増加値は前年同期比9.6%増加し、ハイテク産業投資は20.2%増加した。実物ネット商品小売り額は5.6%増加し、社会消費品小売総額に占める比率は25.9%に達した。(7/16 )
・現在、金融機関の加重平均預金準備率は8.1%であり、預金準備率を操作する余地はまだある。(7/17)
・今年1-5月、中国が実際に使用した外資金額は877.7億米ドルで、前年同期比22.6%増となった。(7/18)
・6月末現在、中国の住民預金規模は112.8兆元で、年初より10.3兆元増加し、前年同期比2.9兆元増加している。(7/19)
・2022年1月初めから7月12日まで、人民元対米ドル相場取引相場 5.4%下落して6.7345元、ユーロは11.9%下落、日本円16.1%下落、英ポンド12.6% 下落。(7/20)
・5月末現在、外資側による人民元債券保有比率は2.63%で1月末よりも0.39%下落。(7/20)
・今年6月末現在、中国の新エネルギー自動車保有量は1001万台に達した。自動車総量の3.2%。新エネルギー自動車販売量は2012年12791台、2021年は352.1万台に増加。(7/21)
・今年上半期の製造業貸し出しは前年同期比1.6兆元増の3.3兆元増加した。うちハイテク製造業は前年同期比28.9%増加した。(7/22)
・7月24日14時22分、海南省の文昌衛星発射場から中国の宇宙ステーションの問天実験モジュールが発射され、所定の軌道に正確に進入した。 これは中国の有人宇宙プロジェクトの設立以来、24回目の飛行任務である。問天実験モジュールは、中国の宇宙ステーションの2番目のモジュールであり、最初の科学実験モジュールである。(7/25)
・中国鉱産資源集団有限公司成立大会が25日午前北京で挙行された。(7/26)
・10年来、中国の製造業増加値は2012年の16.98兆元から2021年の31.4兆元に増加し、世界に占める比率は22.5%から30%近くに高まり、引き続き世界第一の製造大国の地位を保持している。(7/27)
・海南で自由貿易港を建設することは、我が国の新時代の改革開放の過程での重要な出来事である。(7/27)
・1年物LPRは3.7%、5年物以上のLPRは4.45%で、金利は前月と同じ。1年物LPRは既に連続6か月変わらず、5年物以上のLPRは連続2か月変わらず。(7/28)
・経済が回復しよくなる趨勢を固め、就業と物価の安定に焦点を合わせ、経済運営を合理的な区間に保持し、最も良い結果を実現するように努めなければならない。(中共中央政治局)(7/29)
・今年上半期、ハイテク製造業増加値は前年同期比9.6%増加し、電子製造業増加値は10.2%増加し、連続して二けた増を保持した。(7/30)
・7月分製造業購買担当者指数(PMI)は49.0%で、前月よりも1.2%下降した。製造業景気水準はある程度下落した。(7/31)
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